2022/09/10
新たな曲との出会い
こんにちは。
川西市の小山ピアノ教室です🎹
朝晩涼しくなってきましたね。
日中はまだまだ暑いですが秋を感じられる季節となりました。
若い頃は明るい時間帯の多い、春や夏が好きでしたが、年齢を重ねるうちに秋の空気感が素敵だなと感じるようになりました。
秋の香りって落ち着きませんか?
食欲の秋、読書の秋…
と言いますが
ある生徒さんのおかげで、また素敵な1曲と出会えることができました。
ある程度の手ほどきが終わると、好きな曲を練習しましょうね🎵
と皆さんには言っておりますが、特に中高生、シニアの方にはお気に入りの曲をレッスンして楽しんでいただいております。
ですので、J-POPをはじめ、ゲームの曲など私の知らない世界の曲を希望されることもあり
新たな出会いにとてもワクワクしているところです🎼
音楽ゲーム、プロジェクト世界など近年はボカロと言われるものもあり(未だによく解っていませんが💧造られた歌声ということですよね)
うちの息子たちもそのゲームに必死のようです。
基本的にはクラッシックばかりを聴いて育ってきた私には、あまり馴染みのなかった分野ではありますが、
毎日のように聴いていると新たな発見があったり、面白味を感じるようになってきました。
不思議なものですね。
可愛らしいものや、美しい旋律、胸に響く音の混ざり方、斬新な和音を楽しむのはやはりジャンルを問わないなぁと改めて思っています。
この1曲に出会えたことにも感謝です。
譜読みは大変そうですが、
頑張ってほしいと思っています。
2022/09/02
イツァーク・パールマン
こんにちは。
川西市の小山ピアノ教室です🎹
新学期が始まりました。
体験レッスンのお問い合わせ、ありがとうございます。
2学期も気持ちを新たに、生徒の皆様と音楽に向き合って行ければと思っております。
先日、片付けをしておりましたら懐かしいCDを見つけました。
イツァーク・パールマンの小品集。
どの曲も心に栄養を与えてくれると言いますか、私の学生時代はそのCDと共にあったと言っても過言ではありません。
MDに録音したものを聴いて長い通学時間、いつも心を軽やかにしてくれました。
引っ越しやら生活の変化で、なかなかゆっくり音楽を聴くことから遠ざかっていたのですが、とても懐かしく、当時の記憶がよみがえってきました。
"絶対音感"を育成するには、ピアノの曲を聴くことが近道だと思います。
知ってる曲も知らない曲も、難しい曲も、あらゆるピアノ曲を聴くことで、耳は養われていきます。
しかしながら、演奏家に必要な表現力は、ピアノ曲を聴くだけでは身につきにくいとも言われています。
オーケストラの曲、バイオリンなど弦楽器、管楽器、
たくさんの種類の音色をピアノで出せるように…
あらゆる楽器の音色を聴きなさい。
と恩師から言われてきました。
そこで、1枚のCDに出会いました。
もう25年前になりますが
それが、イツァーク・パールマンの小品集です。
その頃の私の中にはいつもパールマンのバイオリンの音色が響いていました。
"イツァーク・パールマン(Itzhak Perlman、1945年8月31日 - )は、イスラエルのテルアビブ生まれのヴァイオリニスト、指揮者、音楽指導者。20世紀後半における最も偉大なヴァイオリニストの一人と評価されており、また知名度においても最も秀でたヴァイオリニストの一人である。演奏においてのみならず、教育者としても高く評価されている。"
今年、来日されるそうなのでリサイタルに行ければなぁと思っています。
一度、弦楽器の音色や管楽器の音色に触れてみるのはいかがでしょうか?
ピアノとはまた違いを発見するのも面白いと思います。
2022/07/01
西洋いちじく
こんにちは。
川西市の小山ピアノ教室です🎹
連日の猛暑で体調を崩されていませんか?
毎年の異常気象には本当に悩まされますね。
対策と言っても限界がありますし
まだまだ先は長いですが
なんとか今夏も乗り切りたいところです。
さて、川西市の特産物として
"いちじく"が有名ですよね。
小学校では手作りのいちじくジャムを給食をいただくそう。
なんとも幸せなランチタイムです!!
川西のいちじくの歴史は、昭和初期、広島県の桝井光次郎氏がアメリカから帰国する際、フランス人の友人からもらった北米原産のドーフィン種を持ち帰り、果樹地帯であった川西に注目し、桝井ドーフィンという品種を作り出し、神戸、和歌山や愛知へと栽培が広がりました。
現在、桝井ドーフィン種は国内のいちじくの大部分を占めるようになり、海外へも広がっています。
川西の出荷量は神戸市に次ぎ県内2位で、 現在、市内の南部地域の久代、東久代、下加茂、加茂、栄根、小戸、出在家、萩原等で約12ヘクタール、約110戸の農家で栽培され、年間約400トンが出荷されています。
昨年、生徒さんのご家族から"西洋いちじく"の苗をいただきました。
西洋いちじくは一般的なスーパーで売られている物とは少し違って、私の感想ですがバナナの様で、ラ・フランスのテイストに近いようにも感じました。
その苗が成長して、実をつけてくれたのです。
植物を育てるのはすごく難しいですよね。
私は今まですぐに枯らせてしまって、上手く育てることができなかったのですが、そんな私でも比較的育て易いということで、いただいたわけですが
知れば知るほど奥深いですね。
花びらの種類や根の造りなど、テスト勉強している息子の教科書を横目に、なるほど…と納得しました。
私も中学生だった頃にもきっとテスト勉強はしたのでしょうが、ただ言葉を丸暗記しただけだったのでしょうね。
全部忘れてしまっていて…
種子やら子房やら胚珠やら花弁やら…
何事も興味を持って、見たり触れたりした体験と、入ってくる情報が一致しないと、なかなか記憶には残らないものです。
ちなみに、
いちじくは"無花果"と書くそうですが、
花を咲かせずに実をつけるようにみえるということに由来するそうです。
アダムとイブで有名な
"禁断の果実"がいちじくだとも言われています。
2022/06/15
将来の選択肢
こんにちは。
川西市の小山ピアノ教室です🎹
皆さんは将来の夢というのはありましたか?
憧れの職業が早いうちから決まっている方も居られるかもしれませんが
たいていは得意なもの、好きなもの、自身に合ったものを探しながら夢を叶えて行く方が多いのではないでしょうか?
そこでよく言われるのが
"選択肢を増やす"
と言うことです。
そのためにお勉強をしましょう。
これもよく言われますね。
でもなぜ選択肢を増やすために勉強をするのでしょう?
生活に関係ないことばかり。何のために勉強しなければいけないのか??
受験生なのにまだこんな屁理屈をこねる長男に困惑しているところではありますが…
とは言え私も中学高校で習ったことなど忘却の彼方。
生活には特に支障はありません。
しかしですね、なぜ勉強をしなければいけないのか?
と聞かれると…
社会に出て、ピアノ講師となり、同業の方やたくさんの生徒さんとお話ししたり出会いの機会を重ねる中で、
人と人の繋がりで最も大切なのは想像する力なのではないかと思うのです。
ただ、想像力を養うためには、悩み考える力が必要であり、そのために勉強は不可欠なものとなります。
考えるということを学ぶためにお勉強はあるのです。
まだまだ息子には全く響きませんが…
でも、想像力を膨らませることで、上手くいかない時に考えもつかない方法でアプローチしたり、
理解できない相手の立場に立って考えてみたり、
物言わぬ絵画に想いを馳せてみたり。
色とりどりの方法を試し、悩んで、見つけ出す忍耐力が身に付きます。
音楽、美術、お芝居、スポーツなどは想像力を膨らませてくれます。
やはり、学校で学ぶことは生活に関係ないわけではないのですね。
すべて、人生を豊かにするためのものなのですから。
そして、何よりも想像力は
優しい心を造る手助けをしてくれます。
当教室でピアノのレッスンを受講してくださる方には
心を豊かに、音楽を楽しんで、人生の選択肢を増やすお手伝いができればと、切に願います。
2022/06/02
教材選び
こんにちは。
川西市の小山ピアノ教室です🎹
教材選び。
レッスンに欠かせない教材ですが、昔に比べてたくさんの種類があり、どれも工夫がなされていて、いつも迷うところです。
生徒さんそれぞれの好みや個性に合った教材選びが、とても重要になってきます。
そのため、当教室では何回かレッスンを重ねてから検討し、お一人お一人に合った教材を購入いただいています。
そこで先日、大きな楽器店に行ってきました。
たくさんの楽譜を前に、生徒さんみんなが気に入ってくれるかな…などと考えて
あれやこれやと見ているうちに随分と時間が経っていました。
ギロックというアメリカの作曲家をご存知でしょうか?
メロディや和音がお洒落に響き、とてもセンスの良い曲をたくさん作った作曲家です。
発表会やコンクールの課題曲にもよく使われる曲もたくさんあるので、普段のレッスンにはあまり使用したことはありませんでした。
少し視点を変えてみて
ギロックの小品集を普段のレッスンに取り入れてみるのも良いかなと思い、生徒さんに提案してみました。
聞いたことがなくても、読譜にあまり時間が かからないところも良いですね。
そして何より、ピアノの音を最大限に楽しめるメロディや和声の響きが本当に魅力的です。
ギロックの素晴らしさを再確認できました。
幼少期に何曲か演奏したギロックの曲ですが、懐かしい"香り"のようなものを思い出し、また何冊か眠っていたギロックの楽譜を引っ張りだしてきました。
古い楽譜は過去の記憶を思い起こさせてくれます。
人間の記憶の一番は嗅覚にあると言いますが、その感覚に近い気がしますね。
"楽譜は財産"
これは、私の尊敬する恩師の言葉です。
新しい楽譜をお渡しする度に、生徒さん一人一人の財産になればいいなと思っています。